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【『夢と狂気の王国』】 砂田麻美(すなだ・まみ)監督が「宮崎駿引退」に密着!。2013年11月16日(土)。 [ジブリ]



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スタジオジブリを被写体にした
ドキュメンタリー映画
『夢と狂気の王国』が
16日から公開されてます!。





「夢と狂気の王国」.jpg




この映画は、『エンディングノート』で知られる女性監督の 砂田麻美 (すなだ・まみ) (35)さんが、昨年秋から宮崎駿監督の引退会見までの約1年間を追ったドキュメント映画です。










宮崎駿監督を はじめ、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーという、「スタジオジブリ」を 牽引する3人の魅力をあますところなく伝えているそーですよ


ジブリファンや興味のある方は是非観に行った方が良さそうですね^^。




しかしジブリも、したたかで商売上手だな~~。 [わーい(嬉しい顔)]


あの「宮崎駿引退」の裏でも、ちゃっかり密着映画を撮っていたんですね^^。 [映画]





そして今週発売の「女性自身」や「朝日新聞」に、
砂田麻美監督のインタビューが載ってたので紹介します。




『夢と狂気の王国』 砂田麻美(すなだ・まみ)監督.jpg




ジブリに1年間通い詰め、300時間以上カメラを回し続けました。専用の机ももらえて、自分もジブリのスタッフなんじゃないかと錯覚したことも(笑)。でも撮れば撮るほど、ある種の狂気を感じて・・・・・・


と、砂田監督は語り、数ある依頼の中で本作を選び引き受けた理由については、『崖の上のポニョ』の強い印象があったからだと答えています。




なんでも、砂田監督はひねくれ者で、映画を観ても泣かないそーなんですが、『ポニョ』では、謎の号泣をしたとのこと。


それと、映画の終わりに流れるスタッフエンドロールが、あいうえお順に並んでいることに衝撃を受け、「 ジブリという組織には何かスゴイものがあるのでは、」と思ったことが映画を作った動機だそーです。



とはいえ、長期密着型の撮影は連日ジブリに通いつめた結果、300時間にもなったということです。




宮崎駿 監督の発言をすべて撮って置きたいという思いと、いい話が始まるたびに自身でカメラを撮影しはじめることに躊躇があり、何度もせめぎあったらしいです。



そんな砂田さんに、宮崎監督は" 映画製作の先輩として " アドバイスしてくれたそうです。


人の内面を映像で描きたいなら、顔のアップばかり撮っていてはダメだ。そこには何も映ってはいないよ、」と。



実際、映画の中ではあらゆる角度から宮崎監督の素の姿がとらえられ、「 俺はオタクじゃない 」と言い張るシーンや、『風立ちぬ』の主人公の声優に『エヴァンゲリオン』の監督・庵野秀明を思いついて悦に入る様子など、ユーモラスで魅力たっぷりなシーンが数多く描かれています^^。










そして、鈴木敏夫プロデューサーからも毎日のように鍛えられたそうですよ^^。



撮影初日に挨拶のタイミングをダメ出しされ、


まず 『気配りという言葉から" り" を 取ると何になる?』と訊かれ、私が『気配(けはい)ですか?』と言うと、『そうだ』とうなずいてから、こう教えてくれたんです。


『取材とは、自分の気配を出す時、出さない時の差し引きで決まる』と、



さすが、鈴木敏夫プロデューサーもうまいこと言いますね。

伊達に雪駄履いただけの、ただのラフなオジサンとは違いますね(笑)。 [わーい(嬉しい顔)]



宮崎監督の狂気は作り手として理解できる部分があるのですが、鈴木さんの場合はどこまでが計算でどこまでが自然か分からない、予想を超えたものの考え方をするんです。十五手くらい先を行く仕事の仕方に毎日驚かされて。」とのこと。





タイトルにある「狂気」の2文字は、幅広い世代に「」を与え続けているジブリには、一見平和的な組織に見え、ふさわしくないようにも思えますよね。


それについて訊かれると、


狂気というイメージとは真逆なんです。本当にみんな穏やか。



だからこそ怖かった。



宮崎監督、鈴木さん、高畑監督という常人ではない3人がトライアングルをなしてどこも破綻しないような形でくるくる回っている、そこに狂気を感じました。


と答え、タイトルに込めた意味を説明してました。




それでも、宮崎監督の言葉は一つひとつが重かったそうで、


僕は肉眼だけで世界を見ている

21世紀とは付き合いたくない 」等々。


特に驚かされたのは、



「 幸せになることが
生きる目的だと思いますか?」




との問いだったそうです。



う~~~ん、深いですね~~~、宮崎監督は何が目的で生きてきたんでしょうか?。

映画では、その答えが語られてるんでしょうか。


ますます興味が沸いて観たくなりますね~~~^^。



砂田さんは、

私たちの世代と違って、宮崎監督の世代はそれほど簡単に生きてきたわけじゃないんですね。

と語っていました。




また、引退会見にはさほど驚かなかったとのこと。


宮崎監督が引退会見で自分を 『町工場のオヤジ』と称していましたが、ジブリではまさに工場長と職人が仕事を 全うする姿を見られた。

モノ作りの現場を映像にとどめたいと思って撮りました。

新作を完成させる瞬間、つまり『いま生まれゆきもの』を見ていた。一方で、
『僕たちの時代は終わる』という宮崎さんの発言も強く響いていました。


生と死が交差する、その X の状態を 私は撮っていたのだと思います。


と、最後に答えてくれました。




それにしても、砂田さんは天才たちに囲まれて素晴らしい時をすごしましたね。 [ぴかぴか(新しい)]

彼らから目に見えない「大事なもの」を受け取ったと思います。


いやぁ~、実にうらやましい!。今後の仕事に生かせるといいですね!。 [わーい(嬉しい顔)] 音譜






鈴木敏夫P、
“ けなしてほめて ” 女性監督を猛プッシュ!




そんな砂田麻美監督の映画『夢と狂気の王国』の世界最速上映会が、16日午前0時より東京・新宿バルト9で行われました。


本編の上映前に予定されていた砂田監督による舞台あいさつと封切りカウントダウンに、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏がサプライズ登壇し、砂田監督を“けなしてからほめる”話術で観客の心をつかんでいましたよ^^。



「夢と狂気の王国」 砂田麻美&鈴木P 舞台挨拶.jpg








映画の宣伝コピー「ジブリにしのび込んだマミちゃんの冒険。」は、鈴木さんが考えてくれたそうです






映画『夢と狂気の王国』は
16日より全国で公開中です!。












ソース元

「女性自身」2013年12月3日号

「朝日新聞」2013年11月19日(火)夕刊



参考記事

スポーツ報知 [2013/7/4-06:03]



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 砂田 麻美(すなだ・まみ)

1978年4月9日、東京都生まれ。35歳。慶大在学中から映像製作を学び、2001年の卒業後はフリーの監督助手として河瀬直美監督、岩井俊二監督らの現場に参加。是枝裕和監督の助監督として「歩いても 歩いても」(08年)、「空気人形」(09年)などを担当。11年、がんを患った自らの父の最期に迫った初監督作品「エンディングノート」が、報知映画賞新人賞など同年の映画賞を総なめした。







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エンのっち

ブログ訪問ありがとうございました。

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by エンのっち (2013-11-21 15:16) 

まめ

きくばり・けはい・・・
なるほど!
by まめ (2013-11-22 09:24) 

PENGUIN

さすが宮崎駿監督、いいことを言いますね。
この映画見てみたいです。
by PENGUIN (2013-11-23 10:39) 

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