【宮崎駿（みやざきはやお）】引退会見「今回は本気です！」「ナウシカの続編もない！」。2013年9月6日（金）。

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【宮崎駿（みやざきはやお）】引退会見「今回は本気です！」「ナウシカの続編もない！」。2013年9月6日（金）。　[ニュース] [編集]

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　　こんにちは、楽っくん。でーす。　

今日、ついに
宮崎駿監督（７２）の
引退会見がありました！。（公式！）

皆さん、観てましたか？。

世界の巨匠だけあって、海外からもマスコミがたくさん集結していましたね＾＾。

僕は、テレビ と ニコニコ動画 の生中継を、かじりついて観てましたよー。　

やっぱり、宮崎監督の引退宣言は本気だったんですね～。　

今日午後２時から都内のホテルで会見し、
長編映画製作からの引退を自ら発表しました。

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http://www.youtube.com/watch?v=GP8f3Sxd8ug

宮崎駿監督（７２）は、引退会見にあたり、
次のような「　公式引退の辞　」をしたためて、
マスコミに配信しました。

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宮崎監督「公式引退の辞」全文

　ぼくは、あと１０年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して
往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと１０年”としました。

　もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の１０年です。

　ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。

　“風立ちぬ”は前作から５年かかっています。次は６年か、７年か…それではスタジオがもちませんし、ぼくの７０代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。

　長編アニメーションでなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければと思っていること－例えばジブリ美術館の展示－も課題は山ほどあります。

　これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。

　それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。

　ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日おなじ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。

　ありがとうございました。

　以上

　2013,9,4

（原文まま）

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引退会見の質疑応答では、終始なごやかな雰囲気で進んでいたんですが、
監督の言葉からは、「 今回は本気です！」という意気込みが、ヒシヒシと
伝わってきましたねー。　

　「何度もやめると騒ぎを起こした人間なので、まただろうと思われてんですけど、
今回は本気です」と断言してました。

『風の谷のナウシカ』の続編もない！　とも。

「僕の長編アニメ映画の時代は終わった！」

前作「 崖の上のポニョ 」から５年の歳月をかけ、最新作「 風立ちぬ 」を完成させたんですが、気力と体力は限界に達しており、「『ポニョ』より机を離れるのが３０分、早くなっている。仕方ない。無理だと判断した」と説明してました。（集中が続かないらしい）

鈴木プロデューサー には、何度も

「もう、ダメだ。」

「これだけ長く続ける気はなかった。」

「もう、引き時じゃないか。」

と話し合ってたそーです。

もともと絵描きのアニメーターだったが、監督になる気はなかったとも語ってましたね。

　長編映画は今回の「 風立ちぬ 」が最後になりますが、

「監督になって良かったと思ったことは１度もないが、アニメーターをやっていて良かったことは何度もあります。何でもないカットが描けたとか、いい風、光が描けたとか、それだけで２～３日は幸せになれる。でも、監督は最後に判決を待たねばならない。胃に良くない。アニメーターという職業は自分に合っている、いい職業だった」

と振り返ってました。

どんなに体調を整えても体力的に厳しいとのこと。

「一作に５年ほどかかるが、この先その時間がどんどん延びるだろう、次を作るなら、もう
８０歳になってしまう。そういった延長線上の上で、もう長編映画は作る気はハッキリとありません！」とキッパリと言い切ってました。

ちなみに、『 ルパンⅢ世　カリオストロの城 』は、４ヶ月半で完成したとのこと！。
　　（スゲー！、若いころだから出来たのか！？）

一番思い入れのある作品は、『 ハウルの動く城 』だそーです。

これは、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童文学『 魔法使いハウルと火の悪魔 』が原作。

宮崎監督は、「ゲームの世界なんです。ゲームではなく、ドラマにしようとした結果、本当に格闘しましたな。スタートからきっと間違っていたんだろうな」と照れ笑いしながら述懐してました。

　今後のことを訊かれると、「私は自由人です」と宣言し、若手クリエーターの作品への監修、アドバイザー参加についても「 ありません！」と答えました。

その上で、「（ジブリ美術館の）入り口の絵を描き直さないと。ぜひ時間ができたら、ずっとやりたいと思っていた」と、本来の絵描きとしての活動には興味を示してましたよ＾＾。

「（自身が）美術館の展示品になっちゃうかもしれませんが。」と笑いを誘っていました。　　　wwwwwwwwww

　　

他にも、「やりたいことがあるけど、やれなかったらみっともないんで言いません。」とのこと。

最後に、

「僕は文化人じゃありません！

町工場のオヤジでして、それを貫きたいんです！。」

とカッコよく、決めてくれました！。

～～～～　全部で、１時間４０分の会見でした。　～～～～

　

はぁ～、残念ながら、今回の引退宣言の意思は固そーです。　

あ～～～、これでもう宮崎監督の映画が観れなくなると思うと、
ホントに残念ですね～～～。　

なんか、一時代が終わったみたいで寂しいですね・・・・・。

しかし僕は今まで、アーティストたる者は 死ぬまで現役 だと思っていたんですが、
今回の引退会見でその概念が見事にくつがえりましたねー。　

宮崎監督は、アーティストよりも町工場のオヤジとしての職人魂を貫いたんでしょうね。

あと、久石譲 さんのことには、一切ふれなかったんで、
そこは引き出さなかったマスコミの質問者がダメでした。　

宮崎監督はアニメ作りにテーマにしてきたことは何か？と訊かれると

「児童文学から、入ってきたので、

『この世は、生きるに値する！』

ということを、子供たちに伝えることは変わってません！。
それが、自分達の仕事の根幹です！！。」

と力強く語ってました。

その意思を受け継いでくれる次世代の巨匠がはやく現れるといいですね！。　